2009年10月14日水曜日

ターミナル

監督:スティーブン・スピルバーグ


最近、TVの地上波でも放送されて、見た人も多いのではないのでしょうか。あとにも先にも感動ストーリーが心に残る作品です。しかも監督はあのスピルバーグ。だからというわけではないですが、トム・ハンクス演じる主人公に対する細やかなキャラクター描写の取り入れ方にには、素人の私にもグッと来くるものを感じます。見てて彼の気持ちがわかるんです。そして、そんな時に見てるこっちがじれったくも笑いたくもなるキャラクターには、多くの人が惹かれると思います。ストーリーは一応実話をもとにしているみたいですが、アレンジの部分もかなりあるようです。



ストーリーは、祖国想いの男性が主人公。とある災難で空港の外に出てアメリカに入国することも、飛行機で祖国に帰ることもできず、空港のターミナルに取り残されます。そんな設定にも驚きですが、彼はそこに住むことを決意し、いつか祖国に帰国できることを待つことに・・・。すごい設定ですが、実に絶妙で、ほんとにあったというからまた怖い。彼が着々とそこでの生活に適応していく姿が描かれ、それを邪魔しようとするものが現れたり、さらには彼の恋ドラマへと発展もしたりと。ストーリーに息つく暇もありません。テンポがいいんでしょうかね、いや、彼の行動が突出しているのかもしれません。ん~引き込まれちゃいます。笑いももちろんアリの、最後には泣ける、ハッピードラマです。とにかく感動したい、心温まる映画を見たい!って人にはぜひともオススメです。



結構古い映画だと思いましたが、2004年なんですね。でも、今でも昔でも感動は共通事項!感動するしないはある程度個人の感覚ですが、映画好きや映画に興味はあるけどどれがいいのかわからない人は、見ておくべき作品といえるのではないでしょうか。






ストーリー★★★★☆
感動作★★★★★
主人公のユーモラスさ★★★★☆



総合★★★★☆

by 三毛猫

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